七夕

今日は七夕。

小学校のときは「お医者さんになれますように」なんて短冊に書いていた記憶がある。今思うと、あれは両親からの期待(刷り込み)だったんだなあと思う。

子供のころ「将来、何になりたい?」と聞かれると、僕は「お医者さん!」と即答していた。今思うと、それはきっと両親に向けての回答だったのだろう。子供は親が喜ぶような態度をとるからだ。

が、そのことについて、別に両親に悪い感情は持っていない。それは、親なりの期待・愛情の形だからだ。ただ、外部からの夢の刷り込みというものは、欲求レベルとしては弱いため、両親によほどの執念(とか因縁)がないかぎりは、ほとんど成就しないのが現実であろう。残念ながら、僕は今、医者ではない。

「今日は七夕ですよね~」
「あー、そういえば、今日は7月7日か!」
「…」
「…」
「… でも、七夕ってなんか微妙ですよね。お祝いって感じでもないし、ああ、七夕だなって感じなだけで。」
「確かに、そうですね。」

なんていう会話が聞こえるなか、そんなことをぼんやりと考えていた。

今日は、ほとんどの人にとっては微妙な七夕。

婚姻届の提出がやたら多いらしく、役所の人にとっては迷惑な七夕(笑)

でも、僕にとっては、実は一年の中でもかなり重要な日だったりするのだ。

理由は、来年の七夕あたりに書きたい。

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