名著の予感『ミトコンドリアが進化を決めた』

まだ読み途中ですが、名著の予感。

著:ニック・レーン, 翻訳:斉藤 隆央
¥4,180 (2023/12/29 07:38時点 | Amazon調べ)

こういうサイエンスものは、題材はおもしろいことが多いのに、作者の筆力がイマイチなのか、退屈な物語になってしまうことがしばしば。

が、ごくたまに『フェルマーの最終定理』のようにむちゃくちゃ興奮する本に出会います。そして本書は、そんな興奮本のうちの一冊になる予感がしています。

そもそもミトコンドリアって覚えてますか?

たいていの人は高校の生物でちょろっとやったことくらいしか記憶にないんじゃないでしょうか。僕もそうでした。

そんな虐げられがち(?)なミトコンドリアですが、実は、人間の体重の10%以上をしめているそうです。意識しようとしまいと、僕のからだのうち6kgはミトコンドリアなのです。

そしてそのミトコンドリアが、生命や性の起源、老化の原因などの鍵を握ってるとかなんとか。おもしろいっすよ、これ。スケールの大きいエクスペリエンスを味わいたいひとはぜひどうぞ。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • だからね、かぶってるって(笑)
    しかも、いつもちょっと私の方が出遅れてるし。
    この本は、立ち読みだけして、個人の都合により購入を断念したんだけど・・・面白いなら購入するかな。

  • またかぶったか…(笑)
    お互いマーケティングにうまいことやられてるのかもですね。
    でも、おもしろかったので、ぜひ読んでみて。

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