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カノログ
笑わない数学者
僕がこの人の小説を好んで読むのは、本筋とはあまり関係のない場面での会話がとても好きだからです。 数学者・天王寺翔蔵博士が登場人物たちに対して、算数の問題を出します。それは 4 つの数字を用いたもので、次のような問題です。 「どんな順番でも良い... -
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人生を 3 つの単語で表すとしたら
詩というかエッセイというか不思議な感じの本。ユナイテッドアローズの新聞広告やポスターのために書かれた文章を再構成したものだそう。 問 2人生を 3 つの単語で表すとしたら。3 つの英単語を書きなさい。--たしか なんでも○をくれたの あの問題はつづり... -
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超図解 Java ルールブック
Java プログラミングをする際のノウハウ集的な本です。 今見ても、結構「ほほう」って思うような TIPS が結構あったので、とても参考になりました。 例えば、 「 n は OS 依存になるので使わない。改行文字は、 System.getProperty("line.separator") で取... -
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竜馬がゆく
全 8 冊、3000 頁以上の大作。文句なく面白い。 一番の人気作なのにいままで読んでいなかったのは、「坂本竜馬がヒーローすぎるから」だとか「土佐藩が田舎っぽくてあまり好きじゃない」とかいう、とてもつまらない理由でした。 しかし、結果的には周辺の... -
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完全保存版 幕末維新なるほど人物事典
プラリと入ったコンビニで売ってたので、中も見ずに思わず購入してしまいました。内容はいまいち薄っぺらいのですが、ほとんど全員の写真とか肖像画が載っていたので、実はかなり満足です。河井継乃助はやっぱりカッコイイです。 -
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Head First Java
中身をちくと見てもらえばすぐわかると思いますが、オライリーから出す本としてはかなり毛並みの違う本です。まだちょっとしか読んでないけど、これオモシロイ! -
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3週間完全マスターソフトウェア開発技術者2004年版
人に言われて自分が申し込んでいたことに気づきました。ていうか、時すでに遅し。しかも、試験まで 2 週間しかないのに 3 週間完全マスターを買ってるあたり、自分でもわけがわかりません。 -
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世に棲む日日
吉田松陰と高杉晋作の一生を通して幕末の長州藩を描いている作品です。 とにかく幕末の長州藩はアツイです。最近は、幕末に活躍した超一流の英雄たちに啓蒙されてばかりです。特に、吉田松陰の思想へ準じる生き方や高杉晋作の天才的な行動力は、時代なんて... -
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博士の愛した数式
意図したわけじゃないんですけど、なぜか博士続きになっちゃいました。 記憶力を失った天才数学者、と私、阪神タイガースファンの息子の 3 人の奇妙な関係を軸にした物語。(出版社によるあらすじより) 「博士の記憶が 80 分しかもたない」という前提のせい... -
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冷たい密室と博士たち
前に、「すべてが F になる」の感想をエントリーしましたが、その続編です。このシリーズは「犀川&萌絵」シリーズと呼ばれているらしく、全部で 10 作品あるそうです。 全作ほどのインパクトはないように思いました。密室トリックも定番で、ミステリとし... -
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蛇にピアス
「蹴りたい背中」でちょっとがっかりしてたので、あまり期待しないで手に取ったんですが、こっちの方が完成度も高いし、メッセージ性があるような気がしました。 でも所有というのは悲しい。手に入れるという事は、自分のものであるという事が当たり前にな... -
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蹴りたい背中
微妙に遅れてるけど、話題なので。 描写がリアル。心理描写、人間描写、それと会話の内容。 そのリアルな描写のせいで、読み終わった後、友達の赤裸々な話を聞かされたような感覚になって軽く後に残る。でも、こういう文章は世の中にいくらでも転がってい... -
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すべてが F になる
心機一転ミステリーです。 事前知識ゼロで手に取ったんですが、森博嗣の小説は世間では「理系ミステリ」と呼ばれていることを知りました。 「 1 から 10 までの数字を二組に分けてごらんなさい。そして、両方とも、グループの数字を全部掛け合わせるの。二... -
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燃えよ剣
ドラマでやるからかなんだかわからないけど、巷はなんだか新撰組ブームのようです。どこの本屋さんに行っても新撰組特集が組まれています。 ということで(というか、実際には、官軍側→幕府側→官軍側→…の順に読んでいて今回は順番が幕府側だったというだけ... -
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プロフェッショナル C#
前からずっと興味のあった C# ですが、正月でたっぷり時間があるってことで軽くはじめてみることにしました。んで、昨日近くの本屋までてくてく歩いて買ってきたのがこの本です。 まだ半分くらいしか読んでいませんが、なかなか内容のある本です。ただ、「... -
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部分と全体
20世紀初頭の物理学者ハイゼンベルグの自伝です。ハイゼンベルグは不確定性原理を提唱したことで有名な天才さんです。 不確定性原理ってのは平たくいうと、ちっちゃい世界ではモノの位置や運動量を同時に&正確に測ることはできないよ、っていうものです。... -
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コンピュータ科学者がめったに語らないこと
「コンピュータの神」と呼ばれる最高のコンピュータ科学者(帯より)のドナルド・クヌースの MIT での講義内容を収録したものです。 期待通りいろいろと興味深い感じだったんですが、一番心に残ったフレーズは、この本を通して別に重要なテーマなところじ... -
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花神
幕末の話を読んでいて毎回思うんですが、幕府側であれ官軍であれこの時期に活躍した人たちって知ることに対するエネルギーがすさまじいですよね。そこらにあふれてる啓発本やセミナーなんかよりよっぽど啓発されます。 さて、「花神」は前も触れましたが大... -
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論理パラドクス
嘘つきのパラドクスとか囚人のジレンマとか、伝統的なパズルとかパラドクスなどをつかってロジカルセンスを鍛えるという趣旨のモノです。この手のロジカルなパズルを考えてると、頭の今まで使ってないような場所を刺激されてる感じがしてとても良い感じで... -
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峠
4年ほど前、確か院試の勉強をしてるときに、隣で同じように勉強してた同期から勧められて初めて読んだ本です。そしてそのとき以来、自分の中の大切な一冊になっています。 藩庁は継之助に、御前で経史の講義をせよ、と命じた。かれの思想では、学問はその...