ジャック・ウェルチは20世紀の最も偉大な経営者と呼ばれている人で、GEの元最高経営責任者です。そのウェルチが経営について自伝的に語るといった内容の本です。
かなり有名な本なので読んでいる人も多いかと思いますが、本書から感じるメッセージはいかにもテクニックというような経営手法ではなく、どちらかというと経営者としての人格に重点を置いているように思いました。あれほど大企業の経営ともなるとほとんど国を統治するのと変わらないわけで、そこまでいくと、もう小手先の手法とかは関係なくてほとんど人格と思想だけが重要なのかもとか思っちゃいました。
文庫本になって持ち運びやすい上にかなりコストパフォーマンスが高い本なので、経営に少しでも興味があるひとは一読をオススメします。
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