蛇にピアス

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蹴りたい背中」でちょっとがっかりしてたので、あまり期待しないで手に取ったんですが、こっちの方が完成度も高いし、メッセージ性があるような気がしました。

でも所有というのは悲しい。手に入れるという事は、自分のものであるという事が当たり前になるという事。手に入れる前の興奮や欲求はもうそこにはない。欲しくて欲しくて仕方なかった服やバッグも、買ってしまえば自分のもので、すぐにコレクションの一つに成り下がり、二、三度使って終わり、なんて事も珍しくない。結婚なんてのも、一人の人間を所有するという事になるのだろうか。

「蹴りたい背中」と「蛇にピアス」の二冊を読み終わってみて思ったのは、ふたつの作品はセットにして比べて読むと、全く別の楽しみ方ができるという事。今回の芥川賞は、完全に正反対のタイプの 19 歳ふたりに対して(個々に対してではなく)与えられたような気がします。

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この記事を書いた人

こんにちは!カノといいます👓
インターネットやテクノロジー、ビジネスモデルや歴史(世界史・日本史)、美術などが好きです。メガネのせいか真面目っぽく見えるらしいですが、基本的には昔からいい加減な性格です。
このブログは昔からずっと個人的な日記みたいな感じで書いてきていて、基本的には個人的なログになりますが、興味のあるところだけ読んでいただけるとうれしいです。コメントやTwitterのフォローなどは大歓迎です。

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