最近の Newsweek はおもしろい

僕は、定期購読をしている雑誌自体はあまり多くないのですが、駅やコンビニなどで表紙を見たときに「読んでみたい!」っていう見出しがひとつでもあったら、その雑誌を迷わず買うことにしています。気になるということは、脳が「知りたいモード」になっているということです。そういった状態ではインプットの効率と記憶の保ち具合が全然違うわけで、(精神的に)受動的に読むのとは訳が違います。そんなオイシイ状況を「まあ、後でいいや」にするのはあまりにもったいないのです。

雑誌なんていいとこ 500 円です。個人的な考えをいうと、たとえひとつの記事のたった一節だけでもそれがしっかりと心に残り、その後の自分の人生に役立っていくならば、500 円くらい軽く元が取れてるんじゃないかと思っています。

とまあ、そんな感じで買ってると、結局、月 10~20 冊ぐらいになったりするわけですが、そんな生活を 10 年続ければ 1200~2400 冊にもなります。つまり、最低でも 1200~2400 フレーズが自分の人生に取り込まれていくわけで、僕は全然アリだと思っています。

さて、そんな中でここ最近の Newsweek はとても興味を引く特集をしているので、三週連続で買っています。

先々週号は「グローバル最強企業ランキング」という特集でした。総合ランキングはもちろん、いろいろな変わった分野(道路・鉄道部門とかブランド分野とか)のランキングもたくさん掲載されていて、とてもエキサイティングな特集でした。

また、先週号は「世界が尊敬する日本人 100」という特集で、これまた面白かったです。押谷仁とか岡野雅行とか、カッコイイエピソードが満載でかなり得した気分でした。

そして、今週の特集「本当に役に立つ世界の大学」も結構おもしろかったのですが、一番心に残ったのはその記事ではなく別の記事の一節でした。

それは「スーパーマンは死なず」というクリストファー・リーブの追悼記事です。

先日亡くなったスーパーマンことクリストファー・リーブは、落馬で全身麻痺になってから、麻痺財団を設立して、ES 細胞の研究の推進活動を精力的におこなっていたそうです。

そんなリーブも聖人ではなく、人をいらだたせる一面もあったそうなのです。そして、それを受けてリーブが周りのイライラする人間のことについて語った次の言葉が今週号で一番インパクトがありました。

「五体満足なのに、麻痺しているかのように腰が重い人にはね。」

心が引き締まります。

身体が麻痺して動けない人から見れば、動けるにもかかわらず行動しない人はもどかしくて仕方ないのでしょう。

「○○をやらなきゃ」「○○をしたいな」なんて思いつつも、ごく近いところにあるプチ幸せ(テレビ・ゲーム・ウェブ巡り)にダラダラと受動的で不毛な時間をつぶしてしまうことが多かったりするのですが、せっかく五体満足(胃は不満足)でいるんだから、もっと能動的な時間をデカ幸せ(夢・目標)のために使うべきだなと、思ったりしました。

はじめに書こうと思っていた内容と全然違うんですけど、まあ良しとします。

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