「カイゼン」とは、品質管理の世界ではすでに世界標準となっている日本が誇る単語のひとつです。なかでも「カンバン」を生み出したトヨタ式カイゼンは有名ですね。
本書は、その「カイゼン」を基本モットーとした経営コンサルタントの著者が、「カイゼン」の考え方をわかりやすく伝えるためにポエムという形式であらわしたものです。
中身はこんな感じです。
同じ作業なのに
ある工事現場のことである。
三人の職人が働いている。
三人とも同じ作業をしていた。一人目の職人に聞いてみた。
「何してるの?」
すると彼はこう答えた。
「俺はレンガを積んでいるんだ」二人目の職人に同じことを聞いた。
すると彼はこう答えたのだ。
「俺は塀を作っているんだ」さて三人目の職人はなんと答えただろう?
「俺かい?俺はなあ
病院をつくっているんだよ」
わかりやすくてすぐに読めちゃうので、「カイゼンの考え方には興味があるけど、トヨタ系の本はどれもこれも厚くて読む気しないッス」ってなひとには良いと思います。
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