よい文章を読む

今日もひたすらお仕事。

気持ちが滅入らないように適度に休みをいれながら、少しずつ、淡々と進めます。途中、休憩がてらに、前から読もうと思っていた文章をふたつほど読みました。どちらも素敵な文章だったので紹介してみます。

ひとつめは、『知っておきたかったこと — What You’ll Wish You’d Known』という文章です。ちょっと前に少し話題になったので読んだひとも多いかもしれません。

大きなアイディアが頭に浮かぶようになるには、大きなアイディアを追い求めるんじゃなく、自分が興味を持つことにたくさんの時間を費すことだ。そして頭を柔軟に開いておいて、いつでも大きなアイディアが巣を作れるようにしておくんだ。

高校生向けの文章とのことですが、この年になってから読んでもとてもためになる文章です。同じ作者の『ハッカーと画家』という新刊もポツポツ話題になっているようです。

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ふたつめは、大好きな司馬遼太郎の『二十一世紀に生きる君たちへ』という文章です。僕は知らなかったのですが、小学校の教科書にも掲載されているそうですね。

君たち。君たちはつねに晴れあがった空のように、たかだかとした心を持たねばならない。

心に染み入るようなとてもすばらしい文章で、読んでいて思わず涙してしまいます。歴史と人間について考え抜いた司馬遼太郎だからこそ書ける結晶のような名文だと思います。この文章は、司馬遼太郎記念館の側の公園にある石碑にも刻銘されているそうです。調べたら本も出ていたので、もちろん即買い(= ワンクリック)しました。

傍らにおき、何度も読み直したいところです。

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