本書は「達人」になるまでの道を科学する名著です。ある道の「達人」になりたいと思う人はぜひ読んでみてください。
仕事とか趣味とかなんでもいいのだけれど、何年も続けているのにもかかわらずいつまで経っても自分が初心者であるような感覚はないでしょうか。少なくとも僕にはそういう感覚が常にあります。それと、しばらく続けていても成長がなかったり、成長が途中で止まってしまったり、途中で興味が薄れてしまったり。この本によるとそういう進歩が止まる時期は達人(マスタリー)になるためには必然であり、マスタリーはむしろその時期を楽しんでいるそうです。イチローとかはその好例なのでしょう。
この本は、大好きな『サラリーマン大逆襲作戦』シリーズを読んでいて出会ったのですが、著者のトム・ピーターズが絶賛するだけあって本当に最高の一冊です。
コメント