レバレッジ(leverage)とは「てこ」のことで、ビジネスの文脈で使われるときは「少ない労力で、大きな結果を出しましょう」的な意味でよく使われます。
本書では「読書は投資である」をテーマに、レバレッジ・リーディングと呼ばれる筆者の読書法を紹介しています。
筆者が紹介するのは、あくまで「投資」のための読書。ターゲットはビジネス本で、文芸本や教養本は対象外としています。本はすべてのページを読む必要がなく、必要な部分のみ抜き出して、メモ(レバレッジメモ)を残し、常にそのメモを携帯して、潜在意識にすり込んでこそ意味がある、という、徹底的な「役立てる」ための読書手法を紹介しています。
個人的には、4章の読書メモのとり方・整理の仕方、筆者オススメビジネス本などがとても参考になりました。
「はじめに」にある、
こう言うと必ず、
「読書が大事なことはわかっているけれど、忙しくて読むヒマがない」
という答えが返ってきます。
しかし、これはわたしに言わせれば、まったく逆です。本当は、
「本を読まないから時間がない」のです。
に続く理由は「なるほど」と納得です。
どうでもいいのですが、値段が1450円(アマゾンで送料がかかるギリギリな金額)なのは、2冊以上買え(多読しろ)ってことなんでしょうか;-P
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