的を射る言葉

『すべてが F になる』で有名な森博嗣が書いた「ちょっと的を外した」言葉を集めた本です。

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あえて的を外すことで、かえって物事の本質を突いているのがとても面白く、爽快です。

以下、僕が好きだった言葉を少しだけ紹介。

実社会における会話の 85% は、話が噛み合っていない。 それなのに 60% は通じている。

「金儲けして好き勝手したい」 ほど明確なビジョンはまずない。

最も期待値の大きいギャンブルは、勉強である。

「最近の若者はやる気がない」というのは、 「正直なのでやる気のある振りができない」という意味。

「才能」があってもトップに立てない人はいるが、 「勤勉」なのにどん底の人はいない。

素直な人は意識して素直。 身勝手な人は無意識に身勝手。

いかにも著者らしく、言葉のひとつひとつがとても洗練されているので、読んでてとても心地のいい本なのでした。(今日のわんこ風に)

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