10分前パターン

概要

「時間帯で混むような店に買い物に行く場合、それを避けるために10分ほど時間をずらすことで並ばずにすむ」ということを、得意げにしている態度に対して用いる。

解説

お昼どきのオフィス街のコンビニなどは、昼休みの時間がかぶるために長蛇の列になりがちである。そんななかで11:50くらいに颯爽とオフィスを出て行き、まだ空いている時間内に目的の買い物を済ます人がいる。こういう人たちは一見スマートに見えるが、そのアイディア自体は至極当たり前で、ありふれており、大したことがない。並ぶ人との唯一の違いは、業務時間内に外出してはダメだというルールを守れるかどうかだけである。にもかかわらず、このタイプの人は、時間をずらした自分はさもスマートだといわんばかりの顔をしがちである。言われた方もルールを破りたくないからわざわざ混んでいる時間に行っているだけなのに、当たり前のアイディアを聞かされて迷惑に思っていることが多い。

用例

A「すっごい長蛇の列だったよね、今日のローソン」
B「うん、すごかったねー。なんかキャンペーンでもしてたのかな?」
C「え、そうなの? おれ、いつも10分前くらいに行ってるんだけど、いつも空いてるよ。今日も空いてたし。時間無駄にしたくないんだよね~。並んでるだけの時間って意味ないじゃん。Aさんも早く行けば?」

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