IT業界に入ったばかりの頃、当時のブログに「押下」に関する思いを綴ったエントリを書いたことがあります。この短いエントリが、実は、前のブログ(KANOU.JP)で1000近いエントリの中でベスト5に入るほどの人気記事だったりします。
当時は、たくさんの人がこのエントリに検索から飛んできているのを見て「やっぱりみんな読み方わからないんだなあ」と、妙に共感していた記憶があります。
さてさて、先日のことです。
突然、後輩から「”押下”で調べたら、カノさんのブログらしきところにがヒットしましたよー」とかいわれました。(新人の頃の自分のブログとか見られるのは恥ずかしいものですね)それで久々に見てみたところ、あれからもたくさんの押下難民がこのエントリを訪れて、コメントを残してくれていました。若干荒れ気味ですが、ありがたいことです。
ちなみに…
この頃は業界に入りたてで、確かに聞くたびにいちいち虫酸が走っていたのですが、数年経った今では、すっかり慣れてしまい、ごく普通に使うようになってしまいました。老いとは恐ろしいものです。また、今年入社とかの若い子が、なんの疑問も抱かずに押下押下言ってるを聞いて、今の子のほうが言語に対する柔軟性が高いんだなあ、としみじみ思ってしまいました。
老いた感じのエントリ。
コメント
コメント一覧 (1件)
お久しぶりです。
何も考えずにこの記事を読んだところ,自然に「おしげ」と読んでしまい,ハッとしてしまいました。
業界を離れて8ヶ月経ちますが,「押下」という言葉は,何もしないと最初に忘れてしまう業界用語かもしれませんね(笑)。