目から鱗の一冊。
ポチップ
偶然手に取った本ですが、ようやくひとつの手法が頭に叩き込まれてた感じがして、かなりスッキリしました。何度も読み直す本のうちのひとつになると思います。
そもそもデータベース設計については、これまで、ちゃんと教わったことも、自分で勉強したこともなく、いろんなプロジェクトで見てきた他人の設計からのまねごとだけがすべてでした。
なので、設計方法を丁寧に説明されるにつれて、自分の中でも方法論がまとまっていくのがわかります。(例えば、テーブルにはイベント系とリソース系がある、とか)
中でもよかったのは第3部。
病院の受付伝票やガスの請求書など、身近な帳票をネタにひたすらテーブル設計をしていくというのがテーマの章です。ここ、自分でも設計しながら読んでみたのですが、時間がかかることかかること。
そして、痛いひと言が。
この題材であれば、用紙を見てから設計完了まで1分が目安です。ツールに向き合ってあれこれ書くのを含めても、3分から5分程度でCREATE TABLEを実行できるようになるのが理想です。もちろんその場合、SQLの自動生成をしてくれるERDツールを使うのが大前提です。とはいえ、紙にラフで書くとしても5分以上かかるようでは、実務では心もとないと言えるでしょう。今回の例のように、身の回りにある題材を使えばいくらでもデータベース設計のスキルをつけることは可能です。ぜひとも日々の生活の中に少し工夫を取り入れることで、楽々とデータベース設計をこなせる基礎体力を身につけてください。
はい。すいません。精進します。
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