「カノさん。僕、初めてアクターを見たとき、UML は勉強してもいいなって思ったんですよ。」
お昼を食べたばかりで眠かったところに、 UML 勉強中の後輩が嬉しそうに話しかけてくる。
アクターとは UML のうちユースケース図でよく使われる人形マークで表されるオブジェクトのことだ。ちなみに、ユースケース図というのは「結局のところ、そのシステムは誰に対して何をしてくれるの?」ってことを明確にするためのダイアグラムで、 UML のなかでもよく使われるもののうちのひとつである。
「うん。確かに、初めてアクターの図を見たときなんか面白そうだなーって思った記憶があるよ。」
「やっぱそうですよね!棒人間ですもんね。」
「あ、そうだ。ひとつテクニックを教えてあげるよ。アクターをこうしてやる。」
「と、微妙に楽しそうな感じが増すでしょ?」
「あ、ホントだ。(笑)」
「ていうか、僕もひとつ思いつきました。棒を一本足すだけですが…。」
「おー、なんかいきなりワンパクな感じになったね。(笑)」
「でしょう。」
「逆に、ネガティブな感じで今流行りのくずおれる男とかはどう?」
「または、さらに発展系でこういうのとかも俺的には好きだけど。」
「グロいです。てか、むしろこいつから伸びてるユースケースなんてはっきりいって嫌いです。」
「だね。たぶん自分自身を片づけてもらう、とかだろうね。」
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