バクテリオファージの動きをアニメで実現

うわ、すっご。

Virus Makes Movie Screen Debut

Structural biologists have obtained clearer pictures of how the T4 virus, long known to infect E. coli bacteria, alters its shape as it prepares to pierce its host’s cell membrane. The complicated infection process requires a flower-like section of the virus, known as the baseplate, to dramatically change the configuration of the numerous proteins that form it.

バクテリオファージっていうのは細菌に感染してその中で増殖するウィルスです。そのバクテリオファージのなかでも、この T4 ファージっていうやつは(下図参照)人間の腸の中にもいたりする身近なヤツです。なんかシャキシャキ動きそうでカワイイです。

この T4 ファージを初めて見たのは高校の生物の教科書かなんかだったと思うのですが、あのときの「なんだ、これ。うわ、すっげー。」という衝撃はいまだに忘れられません。


いわゆる地球型生命の定義は、

1) 外界との境界(膜)を持つこと
2) 代謝すること
3) 自己複製すること

だったと思います(自信なし)。

大学生のときに「生命とは何か」とか「人間と他の生命の境界はどこか」みたい話題で友達とよく議論してたんですが、そのときに「生命の定義からすると、ウィルスは生命じゃないってことになるって、学者たちがわりともめてるみたいだけど、その辺どうよ?」とか、泥酔しながら青臭く熱く語ってたことをちょっと思い出しました。

それから 7, 8 年たって久しぶりにこの動くファージと再会して思ったのは、定義とかおいといて感覚的に「これって生命じゃん」とか。

それじゃ議論にならないっスとか言わない。

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