たまたまおすすめに出てきた UpNote というアプリをなんとなくダウンロードして使ってみたら神アプリだった。
GooglePlayではまだ5万ダウンロードしかされていないから、それほど認知されていないのかもしれない。ダウンロード数でいうと、SimpleNoteは100万以上だし、Notionは500万以上。Evernoteにいたっては1億以上だ。
僕にとって自分にあったメモアプリ探索は試行錯誤の歴史だ。メモアプリが出るたびにダウンロードしたり課金してたりしている。
Web2の代表格だった Evernote はいまや重すぎてポータルみたいな画面があったりして何をさせたいかよくわからないサービスになってしまった。それでも Evernote は何度かやめたりまた使いはじめたりして、結局今は Notion をメインに使っている。
Evernote/Notion 系のサービスはなんでもできて確かに便利だ。だけど、思いついたときにテキストでパッとメモを取りたいときとか過去に書いたメモをさくっと参照したいとき、重さが気になってしまう。それで、上記の要件を満たすSimpleNoteを併用している。
さくっとメモを取りたいときはまず SimpleNote を使って、その後、ブログにするとか資料にしたり、プライベートなドキュメントなら Notion へ移していくイメージだ。
その運用はまあまあ満足していたのだけど、SimpleNote はデザインが普通で(ダメなわけではない)書いていて気持ちいいというわけではない。その点、Mac であれば Ulysses とか Bear とかいいな、とか、マルチデバイスでの同期を考えると iA Writer とか Dropbox Paper かなとか、やっぱエンジニアなら Obsidian かなとか、はたまたエディタ内でデータを管理するのではなく、Google Drive とか Dropbox へテキストファイルを置いて iOS/Android それぞれから読み書きができるようなエディタにしようかなとか、もう本当にめっちゃ時間をかけてずーっと検討しているのだが、最終的には SimpleNote を使った運用に落ち着いていた。
そこにきて UpNote である。
本当に素晴らしいサービスだ。
僕がテキストエディタに求める要件はいくつかある。
- 軽快に動作すること
- マルチデバイスでの同期ができること
- デザインが美しくて使っていて気持ちいいこと
- Markdownが使えること
- ある程度のメモの分類ができること
- できれば安くて済むこと
あたりである。
そして UpNote はこのすべてを兼ね備えている感じでかなり興奮している。
どうせ重くなるからいらないかな〜と第一印象で思っていたリッチテキスト(画像貼り付けや文字の装飾)についてもかなり軽快でこれならむしろついていた方がありがたい。
こんな感じで画像もはれるし、センタリングもできる。太字も可能だし文字色もつけられる。つまりリッチテキストなんだけど、Evernoteみたいに無駄に重くない。
秒で Lifetime Purchase した。(ちなみにいまならAndroidのほうが1500円くらい安い)
UpNoteを導入すると全体的に使うツールが変わってくる。
唯一残念なのがWebインターフェースがないこと(アプリのみ)だが、URLシェアリングがあるので指定したドキュメントの共有はWeb上でできるので大きな問題にはならない。
Notionはデータベースとして使うのには良いけど、文書作成を考えたとき、SimpleNote と Notion の間ぐらいのちょうどよい場所のイメージ。これからしばらくメインアプリになると思う。
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