裏表のある人は、信用できない人のようにいわれる。

本当?

裏表のある人は、相手の気持ちを過敏に察して、自分を殺してでも状況に応じて対応を変えてるのでは?

逆に裏表のない人は、信頼できる人のようにいわれる。

本当?

裏表のない人は、相手の気持ちを考えずに、自分というものを守るためだけに同じことばかりいってるのでは?

ある対象について、好悪の感情を同時に持つことは珍しいことではない。

そして、そのどちらかを隠しながら話をすることについて、僕は別に悪いこととは思わない。

もちろん嘘をつくのは論外だ。

しかし、文脈を考えて自分が思っていることの全部を口に出さないほうが、場が円滑に進むことも多いだろう。

だいたい、完全に裏表をなくすことなんてできないだろう。

裏と表で一貫したことをいっていても、心の中でどう思ってるかなんて誰にもわからない。

おそらく本人にもわからない。

「あの人裏表があるから大嫌い! 裏表のある人って最悪だよね~」みたいな会話を電車で耳にしたときに、なんとなくそんなことを思った。

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