休日ということで、じっくり読み込んでみました。
オブジェクト倶楽部 – コーディング規約の会
コーディング規約に関する情報をご紹介します。
Java や VB.NET、C# などのコーディング規約が無料で提供されていて、とても素晴らしい試みだと思います。プロジェクトの標準として、これらのコーディング規約を使うといった使用法もアリですね。
特にプログラミングを職業しているのであれば、可読性や保守といった観点から考えても、正しいコーディング規約の習得はかかせません。これまでコーディング規約とかをあまり意識したことのなかった人は、是非一読してみるといいと思います。
Java コーディング規約については、前に紹介した『Java ルールブック』の内容とかぶるものが多いですが(同じ会社が提供しているのものなので当然ですね)、本とは別に、ファイルとして PC に入れておけることは、単純に助かるし、とても嬉しいです。
最近は、ソフトウェアがどんどんオープン化されて無料で使える時代になりましたが、これもオープン化のひとつですね。ノウハウのオープン化といえると思います。
ちょっと前であれば、このようなノウハウこそが、各社の持ち味であり、ウリであり、要するに利益の源泉であったわけですが、このような試みに対峙すると「知」に対する考え方の確実なパラダイムシフトを肌で感じます。
詳細を隠すことで価値を得ていた「知」がオープン化され、誰もが有益な「知」に手軽にアクセスできるようになったとき、新たなイノベーションが生まれていく気がします。
今はまさに、その胎動期。
ソフトウェア産業に限らず、小売業でも、外食産業でも、積み上げた独自のノウハウを隠し、それを活用して利益を得るやり方は、もう古いのかも知れません。
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