これは激しい朗報ですね。来年からとのこと。
1枚のICカード乗車券で関東圏の鉄道・バスをもっと便利に
「パスネット」、「バス共通カード」及び「Suica」を発行する事業者は、お互いのICカード乗車券で関東圏の鉄道・路線バスが乗り降りできる「相互利用」を実現していくことで合意しました。
これで、Suica・パスネット・バス共通カードと別々のカードを三枚持ってた煩わしさがなくなりそうです。JRの営業さん、グッジョブです。これでEdyとの熾烈な戦いも、かなりSuica優勢になったんじゃないでしょうか。
近い将来はモバイルスイカにも対応するでしょうし、携帯だけでラクラク移動というのがJR東日本の目指すところでしょうか。
さて、そうなったらJR東日本としてはすさまじい情報資産を得ることになりますね。
それは数千万人の正確な行動履歴です。
カードのSuica(定期除く)だけまでならば、それは完全に匿名状態です。しかしモバイルスイカとなるとちょっと話は違います。要するにSuicaの入出金履歴と(携帯の)個人情報が結びつくわけです。つまりJR東日本だかdocomoだかは、モバイルスイカを使っている人すべてのショッピング履歴と行動履歴を把握できることになります。
これはものすごいことですよね。
素人がちょっと考えただけでも、リアルタイムでピンポイントなマーケティングや広告の展開がいくつも思いつきます。
そういう未来はたぶん便利でとてもワクワクするところですが、一方で、行動パターン(例えば「30分以上のバス通勤を含んで品川まで通勤している人は、帰りに品川駅でビジネス本をよく買う」だとか)まで正確にマイニングされちゃうのは少し怖い気がします。
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