京都旅行 2023年1月

今年二回目の上洛。(人生で初めて上洛という言葉を使った)

前回の訪問から3週間しか経ってないけど、京都は(今のところ)何回訪れてもすぐに行きたくなる。

今回は数日前の大雪直後ということで、人生初の雪景色の京都となった。

日陰にはまだ雪が残っている

15年ぶりの大雪とのことだったが、そこまでひどくはなく、あちこちに雪が残っているなぁというくらいだった。(初日はまだチラチラと降っていた)

今回は、先日たまたま読んだ五木寛之の『百寺巡礼』の中で印象に残った高台寺と相国寺を訪れた。

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高台寺は豊臣秀吉の正室ねねが秀吉没後に大阪から京都に移ってきて、尼となり余生を過ごした場所だ。南禅寺や知恩院のような威厳というか迫力のあるお寺というよりは、女性的というかなんというか、とても慎ましい印象を受けた。(事前知識があったのでバイアスがかかってる可能性大😆) 慎ましい雰囲気の境内に、突如怪しい研究所みたいな建築シート?が現れて驚いた。現在、小方丈の再建中で2024年には完成するらしい。桃山文化らしい豪華な内装になるのだろうか。来年以降にまた訪れたい。

高台寺 開山堂

相国寺は臨済宗相国寺派の大本山で、足利義満が花の御所の隣に創建したお寺だ。相国寺自体はそこまで有名ではないけど、金閣寺(鹿苑寺)や銀閣寺(慈照寺)は相国寺の境外塔頭だったりする。マニアックなのか、日曜日の日中に訪れたのだけど境内にはほとんど人がおらず、とても静かで気持ちが落ち着いた。敷地はめっちゃ広かったけど、伽藍はポツポツと点在している感じで、スペースの使い方もすごく好みだった。承天閣美術館では、伊藤若冲の水墨画二点をじっくりと堪能した。

相国寺境内

今回は烏丸高辻あたりのホテルに宿泊したが、高台寺までは歩いて行った。烏丸通を南下し、五条通をずっと東に歩いた。途中で清水のあたりをふらふらしたので、いかにも京都という風景も見ることができた。

いかにも京都的な構図

そのまま祇園をぬけ、前回宿泊した岡崎エリアの方まで歩いた。

京セラ美術館でアンディー・ウォーホル・キョートという展示がやっていたので行ってみた。アンディー・ウォーホル自体はそれほど好きというわけではないけど、アンディー・ウォーホルと京都との関係にはとても興味があったので、意外なほど楽しめた。

3泊4日で行ったわりには控えめな訪問だが、ひとつひとつ堪能するにはこれくらいの余裕が欲しい。

その他の写真は SmugMug で。

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