「刺激を受けた5冊」に便乗してみる

「刺激を受けた5冊」に便乗するのが流行ってるみたいで嬉しいです。僕は人のオススメ本を聞くのが大好きなのです。でもワクワクする反面、ウィッシュリストが一気に増えたので今週末は出費が激しそうで危険です。

そんなこんなで、僕も便乗してみます。5冊に絞るのはかなり難しかったのですが、技術者的に刺激を受けたという観点で選んでみました。


■ 新ネットワーク思考

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単純に科学として面白く、知的興奮をかなり刺激されました。思わず学生時代の先輩に連絡して、リファレンスになっていた論文を送ってもらったほどでした。[エントリー記事]


■ 花神

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明治維新という革命を技術(軍事)で完成させた天才・大村益次郎の話です。時勢をとらえた技術を本当に高いレベルで身につけていれば、時代がその人間を必要として、本人の意志とは関係なく表舞台へと押し上げられていくんだなぁ、と感じた本です。時代は違いますが、技術者として共感できるエキサイティングな本です。[エントリー記事]

■ 暗号技術入門

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なんとなくでしか理解していなかった暗号技術まわりのモヤモヤが、読み進めているうちにどんどん晴れていって「あー、わかった!わかった!」という知的興奮を継続して感じていたのをよく覚えています。結城さんの本はすべて読んでますが、僕はこの本が一番の名著だと思ってます。ちなみに、読んでるときにどうしてもわからないところがあって、ダメモトで結城さんに質問をメールしたらすぐにわかりやすい返事をいただけて「わほほい」だったのが印象に残っている本でもあります。[エントリー記事]

■ あなたはコンピュータを理解していますか?

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この業界に入って「早いうちに出会えて良かったなぁ」と思える一冊です。本を開くと図や写真ばかり、書いてあるのはコンピュータ用語はほとんどなくて比喩ばかり。でも、書かれていることは「情報とはなにか」「メモリ構造の本質(階級のお話)」など、まさにコンピュータの本質です。それらを心から「わかった!」と思えたのと同時に、もっともっと勉強したいと勉強欲を掻き立てられた記憶があります。[エントリー記事]

■ 達人のサイエンス

日本教文社
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さまざまな分野で達人(マスター)と呼ばれている人たち(技術者やスポーツ選手など)は、どのようにその精神や肉体を鍛錬しているのか。ひとことでいえばそんな感じの本です。(適当すぎ) 「人生の意味はクライマックスの瞬間ではなく、終わりなきプラクティスの中にある」という言葉は、いつも財布に入れて持ち歩いている大切な言葉のひとつです。[エントリー記事]


言語だとか、そういうもっと具体的な技術の本でいえば『詳説 正規表現』とか『リファクタリング』とかは、今でも何度も読み返す大好きな本なのですが、”刺激”とはちょっと違うなと思って、こんな感じのラインナップになりました。

あっ、今思い出したけど『フェルマーの最終定理』もよかったなぁ。

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