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グーグル ~ 既存のビジネスを破壊する
グーグルという、あまりに巨大な力を持ってしまった企業の光と闇の部分を描いた注目作。 ステータス 読了(2006/04/23) 感想など 梅田さんの『ウェブ進化論』との比較とかは、もうあちこちで語られているのであえて書かない。僕が率直に感じたのは、これら... -
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簡単に、単純に考える
僕の好きな言葉のひとつに「KISS」という俗語があります。 「KISS」とは「Keep it simple, stupid」の頭文字をとったもので、 「アホ!ゴチャゴチャ考えないで、もっとシンプルにやれ!」 ぐらいなニュアンスの軍隊用語が由来だそうです。なにか問題に遭遇... -
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99%の誘拐
久々のミステリ。昔はミステリばかり読んでいた僕も、最近は技術書とビジネス書と歴史系ばかり。反省をこめて原点回帰ということで。 本書は「この文庫がすごい!」の2005年第1位の本らしいです。出てくる技術が少し古いとか技術的に可能なの?とかはとり... -
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国盗り物語
司馬遼太郎の著作はものすごくたくさんありますが、その中でも戦国ものと幕末~明治ものの数が圧倒的に多いように思います。ここ数年、司馬遼太郎の著作はわりとたくさん読んできたのですが、その中でも意識的に戦国ものには一切手をつけていませんでした。... -
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ついていったら、こうなった
「手相を勉強しています。」 普段は無視しているあのひとたちについていったらどうなるの? というわかりやすい趣旨の本です。 本書では、手相だけじゃなく、無料エステだったり結婚相談所だったり「在宅ワーク」だったり、いかにも怪しい勧誘に果敢につい... -
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世にも美しい日本語入門
ここ数年、言葉について考えることが多いです。 特に本書を読んでからは、「日本語をしっかり勉強しよう」「できるだけ名文に触れよう」という気持ちがますます強くなりました。 本書は『世にも美しい数学入門』と同様に対談形式をとっている本で、とても... -
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世にも美しい数学入門
本書は、以前にも紹介した『博士の愛した数式』(つい最近文庫本も出ましたね)の著者である小川洋子さんと、お茶の水大の藤原正彦教授の対談集です。 この本、かなりイイです! 素人にもわかるやさしい言葉で数学者や数学の美しさについて語られているので... -
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暗算で元号から西暦を簡単に求める方法
暗算で元号から西暦を簡単に求めるには下二桁に着目して、 平成は88を足す昭和は25を足す大正は11を足す明治は67を足す をすればよい、とのこと。(『使えるレファ本150選』P138 より) こういうのもlifehack? 単純なことだけど、こういうのをフレームワーク... -
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坂口安吾の作品が著作権保護期間満了
坂口安吾が亡くなった1955年から50年が過ぎて、彼の作品がパブリックドメインになってました。青空文庫でもぼちぼち公開されはじめてますね。 坂口安吾の作品は高校のとき以来読んでいませんが、あれから10年以上たった今では感じ方もまた違うと思うので、... -
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デザイニング・インターフェース
とても気になるので、購入予定。1/20に発売とのこと。 オライリーにしては珍しく全編オールカラーの豪華版。内容はこんな感じ。 デザイニング・インターフェース - パターンによる実践的インタラクションデザイン本書『デザイニング・インターフェース』は... -
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2005年ベスト本
2005年も最終週になりました。 去年から年末恒例ということにした「今年のベスト○○」を今年もやってみようということで、まずは本あたりからいってみます。 今年は「本の紹介エントリーがやたら少なくないっすか」といろんな方からありがたいメールやメッ... -
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UMLによるオブジェクト指向モデリングセルフレビューノート
オブジェクト指向モデリングを習得するための実践書です。 僕にも経験あるんですが、UMLやオブジェクト指向の書籍を何冊も読んで、関連用語の意味もわかるようになって、資格も取って…、と順調にステップアップしているはずなのに、実際にモデリングしろと... -
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要求を仕様化する技術・表現する技術
たまには仕事関係の本でも紹介しましょうか。 今は要件を整理したり仕様を書いたりしています。このフェーズはあまり得意じゃないので、関連書籍を十冊くらい読んでみたのですが、その中でもいちばん役立ったのが次の本です。 第1部は結構くどいですが、要... -
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「頭がいい」とは、文脈力である。
我が意を得たり、という気分です。 最近ずっとぼんやりと感じていたモヤモヤが、クッキリと文章にしてあったので軽く感動しました。これから何度も繰り返しこの本を読むと思います。 当時の表紙 さて、この本のいいたいことをひとことでいうと、 「頭がい... -
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ドラッカー死去
ドラッカーにはたくさんの著作がありますが、特に以下の二冊には何回も読み返しています。 特に『テクノロジストの条件』は、偶然にも先週読み返したばかりだったのでドラッカー死去のニュースには大変ショックを受けました。 「経営学の父」ピーター・ド... -
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人は見た目が9割
なかなか挑発的なタイトルですが、中身は普通にしっかりしています。 人と人がコミュニケーションをするとき、相手に伝わっている情報のうち「言葉」が占める割合はたったの7%しかなくて、その他の9割は、顔つき、仕草、目つき、匂いなどの「非言語」な部... -
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東京奇譚集
長編もいいけれど、村上春樹はやっぱり短編が素晴らしい。 僕らの生きている「現実」とは別のところで、偶然とよぶにはできすぎていると感じるような、なんというか「意図」みたいなものが存在すると感じることがあります。 それは「デジタル時計を見ると... -
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メガネを買った
最近、ほげミーティングみたいなのに出る機会が増えてきたのですが、そのときに一番困るのはプロジェクターに映したExcelで議論する感じの流れです。視力が落ちていることにはうすうす感づいていたのですが、まさか一文字も見えないとは思いもよりませんで... -
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「刺激を受けた5冊」に便乗してみる
「刺激を受けた5冊」に便乗するのが流行ってるみたいで嬉しいです。僕は人のオススメ本を聞くのが大好きなのです。でもワクワクする反面、ウィッシュリストが一気に増えたので今週末は出費が激しそうで危険です。 そんなこんなで、僕も便乗してみます。5冊... -
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坂の上の雲
今日は予告通り司馬遼太郎エントリーということで。 司馬良太郎の本の中で、読了してるのにエントリーしてない本は結構あるのですが、今年2005年はポーツマス講和会議からちょうど100周年!ということで、まずは『坂の上の雲』について思ったことなど筆の...